尾行調査のコツと方法のまとめ!バレないためのポイントは?

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What is shadowing?

尾行調査は探偵にしかできないものだと思っていませんか?尾行調査の概要、方法、リスクなどについて詳しく解説します。探偵に依頼する際のメリットと、自分でもできるコツをご紹介します。

なお、このページでは、尾行調査についてまとめています。尾行に限らず、素行調査全般のポイントは、こちらをご参照ください。行動調査・尾行調査・素行調査の細かな違いは、こちらのページにまとめています。

尾行調査と素行調査の違いは?

尾行調査は、「尾行」や「張り込み」といった行動調査のことです。素行調査は尾行調査も含む「対象者の行動を調べる調査」で、尾行調査以外の「聞き込み」や「データ取得調査」も含みます。

尾行調査で何がわかる?

張り込みでわかることは、対象者の立ち寄り先や接触人物です。店舗内や移動中の対象者の会話を傍受したり、 PC や携帯の画面から活動状況や通信状況が傍受できる場合もあります。また、ゴミを捨てた時に廃棄物の回収によって、対象者の生活状況や活動状況を確認できる場合もあります。

保険金や労災の不正受給の調査であれば、対象者の健康状況を観察し記録できます。浮気調査であれば、対象者の不貞行為の相手を特定し接触状況の証拠を記録できます。社員の素行調査であれば、勤怠上の問題や接触してはいけない人物との密会証拠や架空経費の請求状況が確認できるということです。

概して、尾行・張り込み調査は、現在進行形の行動を確認する目的で威力を発揮します。

盗聴やハッキングな調査手法ほど、決定的な証拠が出るとは限りません。しかし、盗聴やハッキングは合法的には不可能ですから、通常の探偵業務でハッキングを行うことはできません。

対象者の過去の素行に関しては、聞き込み取材による調査方法の方が効果的です。聞き込みは対象者の関係先から証言を取得する調査手法です。関係先がすべてを話してくれるかどうかは別問題ですが、対象者の過去の様子を知りたければ聞き込みを優先させます。

尾行調査が必要になるケースの紹介

皆さんご存知の通り、浮気調査では探偵が尾行張り込み調査によって浮気の証拠を収集します。対象者は浮気していることを周囲に話しません。浮気は秘密裏に行われます。ですから、関係先への取材で浮気の証拠が集まることはほぼありません。浮気調査では尾行張り込みの調査手法が最も効果的です。

尾行張り込みを中心業務としている日本の探偵業務の80%から90%は浮気調査であると言われています。一方、アメリカの尾行張り込み専門の探偵業務の80%以上は保険調査です。傷病保険受給者の健康状況の確認調が主目的となります。日本では保険会社が行動調査を積極的に行うことがタブー視されています。日本でも保険関係の尾行調査は存在しますが、一般的ではありません。

保険金不正受給者の場合、本当の症状は誰にも話しません。保険会社にも医師にも実際よりも深刻な傷病であるものと自己申告します。その食い違いを確認し証拠を抑えるには、尾行張り込みの調査が最適です。

接触人物との会話、PC や携帯の画面の傍受、ゴミの回収による特殊情報など予想外の特別情報が獲得できる場合もありますが、それらの情報が必ず毎回獲得できる保証はありません。

債権回収の資産調査では、上記のようなプラスアルファの特典によって対象者の隠し資産が発見できる場合があります。

プロと素人の尾行の違い

尾行や張込みを開始すると、様々な試練が出てきて、毎回その試練を乗り越えていなければなりません。また、プロは尾行張込みと同時に、対象者の証拠撮影も行わなければいけません。

  • 満員電車での移動
  • デパートで何回もエレベーターを乗り降りする
  • 急にタクシーに飛び乗る
  • 電車で駅に到着したら車が迎えに来ていた
  • 大規模商業施設で、写真だけで本人特定しなければならない
  • 大使車両が黄色信号を突っ切った
  • 対象者が人通りが全くない夜道を歩いている
  • 対象者が無謀運転をしている
  • 高級住宅街で張り込んでいるとすぐに通報される
  • 写真がない対象者をオートロック式マンションで見つける

上記のように、尾行張り込みが非常に困難な場面は無数にあります。

尾行や張込みを開始すると、様々な試練が出てきて、毎回その試練を乗り越えていなければなりません。また、プロは尾行張込みと同時に、対象者の証拠撮影も行わなければいけません。

素人とプロの違いは、そうした試練の対処法を熟知し、反射的に対応できるかどうかと、映像撮影まで同時にできるかです。尾行張込みもスポーツと同様、長期間の実務経験と練習に裏付けられた専門技術です。

短時間だけ短い距離を徒歩で移動する人物であれば、素人でも尾行できると思います。しかし例えばその人物が共同住宅の中に入った後、どの部屋に入るかを判明させるとなれば、尾行に熟練していないと無理だと思います。

もちろん難しい状況では、プロでも一回で完璧な成果を出せる保証はありません。

探偵業者も人間ですから、ミスが起きないわけはありません。しかし、探偵のプロの世界では業務品質に関する独自の基準があります。業界の内情を知らない人にとっては失敗と思えても、探偵業者の基準からすると、失敗ではなく不可抗力による撤退ということも多々あります。

尾行張り込みの場合、突っ込み過ぎればバレてしまいます。距離を空け過ぎれば見失ってしまいます。その絶妙のバランスの中で尾行張り込みを継続しなければなりません。

その日だけで考えれば、成果が上がらなかったとしても、次のチャンスで成功すれば何の問題もありません。依頼者から資金を得て活動しているため、無気力な業務で見失うのは論外です。しかし、過去の経験や業界の独自の基準に則り、不可抗力で一回目の撤退を余儀なくされるということはありえます。

例えば、野球のバッターは、3割の打率を残せれば優秀と言われます。ピッチャーば8割バッターをミスさせれば優秀です。探偵業の尾行張り込みで言えば、100%の成功はありえません。一回単位で見て、90%程度成功していれば、優秀な尾行調査員と言えます。尾行張り込みの場合不可抗力により撤退を余儀なくされる場合もあります。困難な状況が予想されるようであれば、特別な対策をするなり場所や期間を変更するなどして成功率を高めていくということもあり得ます。

探偵業界の内情は、世間にほとんど知られていません。そのため依頼者はどの調査員が優秀で、どの調査員が優秀でないのか判断することが困難です。探偵業者に依頼する際は、業者から内情について詳しく説明を受け、尾行張り込みの技術的限界も分かった上で、スマートな依頼方法をよく考えるべきです。

尾行のコツと方法

尾行調査を行う際のタイミングと実際に尾行するときのテクニックについて以下記載します。

尾行にふさわしいタイミングは?

尾行調査されることを予期して警戒している対象者に対しては、どんなに優れた調査員が尾行しても成果は上がりません。対象者が油断していることが前提でないと、尾行調査は成り立ちません。これが根本原則です。

尾行調査を依頼しようとする時には、何らかのトラブルがあるわけです。依頼者が対象者に不審行動について問い詰めてしまっている場合もあるでしょう。浮気調査の場合などは、依頼者が証拠を取る前に、不審点を問い詰めている場合も多くあります。過去に尾行された経験がない対象者なら大丈夫かもしれません。しかし、過去に何度も浮気が発覚し、尾行された経験を持っている対象者なら、すぐに警戒が始まります。釣りで例えるなら、すれた魚のような人物です。

このような対象者の場合、依頼者が不審行動を問い詰めた直後は、とりわけ警戒をして生活します。そういう場合は、相手が油断するまで少し時間をあけてから尾行調査を開始します。

また、依頼者自体が陽動作戦をすることも効果的です。陽動作戦というのは、言葉を言い換えるとカモフラージュです。浮気をしている対象者の場合常に罪悪感が心にあります。依頼者が疑っていると思えば、対象者は警戒を解きません。しかし、例えば、依頼者が陽動作戦で親戚の集まりで実家に戻るとか、友達と旅行に行くと言って家をあけ、対象者をノーマークにすると状況が変わります。

そうすると、対象者は罪悪感から解放されます。相手も遊んでいるわけだから、自分も遊んで当然という感覚が出ます。そうすれば、こちらの思う壺で、対象者はすぐに浮気相手と連絡を取り密会します。そのタイミングで尾行調査を入れれば、成功確率が格段に上がります。

このように依頼者が戦略を立てて、対象者の行動をコントロールするという発想も、調査の中では非常に重要になります。

探偵が直伝!尾行のテクニック

適度に人通りも交通量もあり、見通しの良い場所であれば、距離をあければ安全に尾行できます。しかし、そのような理想的な環境で尾行できる場面は多くありません。

尾行張り込みには、大胆さと慎重さのを両方が必要です。また、その日の体調や環境によって、集中が難しい場合もあるでしょう。その時は、あえて対象者との距離を近づけなければなりません。もちろん、バレる確率がアップしますが、そのぶん見失う確率をダウンさせることができます。その日の体調に合わせて、最適な距離感で業務を進めることになります。

探偵も人間です。透明人間ではありません。ですから完全に消えることはできないのですが対象者に接近していても存在感が薄ければいいのです。

徒歩尾行の場合、対象者と目を合わせないようにするのは当然のことです。ホテルのロビーで人待ちの体制に入った時や、デパートの売り場で買い物を始めた時など、距離を取ることができず対象者にかなり接近せざるを得ない場面が出ます。

そういう時に大事なのは、殺気を出さないことです。殺気というのは、見られた時に威圧感を出しているようなことを指します。表情や、髪型や服装、姿勢で人の印象は変わります。平凡で穏やかな雰囲気を作っていれば、殺気は出ないはずです。

映画で例えるなら、主役ではなく、エキストラに徹することができるか、ということになります。画面に写ってはいるものの、存在感が薄く、見ている人にいたかどうかを記憶させない役作りをするということです。

また、伝統芸能の能の例を出して、説明してみます。能面は全く表情が変わりませんが、能面が上を向くと、嬉しい楽しいといった感情が表現されます。一方、面が下に向くと、悲しい苦しいといった感情が表現されます。この例からわかる教訓は、人間の顔はやや上を向いていると殺気が出ず、顔の向きが下を向いていると、殺気が出るということです。

未熟な調査員は、目が合うことを恐れ、うつ向き加減で、上目遣いで対象者を見る傾向があります。そうなると、対象者自体に殺気が出て、余計に対象者から気付かれやすくなります。ですから、顔の向きをやや上向きにすることと、表情を緩ませてルンルン気分のように装うことが、尾行の発覚を防ぐコツとなります。また、対象者に対しての体の向きも重要なファクターとなります。

周辺視の能力を磨き体の向きは対象者からなるべく横向きにさせ横目で対象者を見るようにするのも尾行張り込みのテクニックのひとつです。対象者が調査員を見たとしても、体の向きが違う報告を向き、周辺視で監視しているとなると、対象者は自分を見ているとは全く思えません。

車両での監視の際には、車両の向きを対象者と反対に向けて、ルームミラーで対象者を監視したりするのも、発覚を防ぐテクニックのひとつです。

GPSを用いた尾行

車両で行動する対象者の、夫婦間の浮気調査の場合であれば、GPS トラッカーを取り付けても大きな問題にはなりません。車両に GPS トラッカーの位置情報を参考にしながら行う尾行調査は、非常に効果的です。しかし、夫婦間の問題以外では、 GPS トラッカーを取り付けること自体に法的制約があるので注意が必要です。

GPSについての詳細は、「GPSで追跡!失敗しない尾行の方法と注意点のまとめ」の記事をご覧ください。

犯罪になる?!尾行を行う際のリスクは

尾行張り込みは対象者にバレずに行うことが大原則です。対象者にバレているのに尾行を継続すれば、軽犯罪の不退去罪や都道府県条例のつきまとい行為として違法性を問われます。尾行が発覚しそうになった時には、すぐに尾行を中断しなければなりません。

尾行がバレてしまう

プロの探偵でも、尾行がバレそうになることは少なからずあります。依頼者が対象者を警戒させてしまっている場合もありますし、運悪く調査員が目立ってしまい、対象者に目を付けられる場合もあります。

熟練した調査員なら、対象者に尾行がバレて完全にスポッティングされる前に、絶妙のタイミングで退却します。そうすれば大きなトラブルにはなりません。また、スポッティングされた調査員が消えれば、警戒が解ける場合もあります。その場合は別の調査員が履行を継続すればいいわけです。

尾行中にスポッティング(対象者から視認)されたとしても、対象者はおおよその体型や服の色を記憶しているにすぎない場合がほとんどです。ですから、その調査員が帽子や眼鏡を着用したり、上着を着替えたりすることによって次に対象者の前に出ても全く気が付かれないケースもあります。熟練した探偵であれば、変装後、それとなく対象者の前に出てみて、反応を確かめます。

追跡車両がスポッティングされた場合であれば、違う車両にスイッチします。また、運転者が変装したり、運転席と助手席で2名のの調査員がスイッチすることで、対象者の警戒が解消する場合もあります。

事故が発生する

長時間張り込みをしている場合、近隣者から不審がられて110番通報を受ける場合があります。その場合、探偵業者は、身分を明かし行動確認をしている旨を警察に報告します。調査対象者本人に尾行張り込みがバレて通報された場合を除き、近隣者からの通報だけでは特に問題にはなりません。ただし、警察官は通報を受けているので、場所を変えるよう忠告します。その忠告には素直に従わざるをえません。別の監視地点を探して移動します。調査対象者に尾行がばれた場合は、それ以上継続すると違法行為になるので、中断せざるを得ません。

車両の尾行中に交通事故が発生することもあり得ます。その場合は、調査を中断せざるを得ないでしょう。ただし、探偵調査員としての経験上、尾行中に事故を起こすよりも、現場に向かう途中や、現場から帰宅する途中に事故やスピード違反を犯してしまうケースが多いです。現場に向かう途中は気が焦って不注意になりやすく、現場からの戻りも業務が終わった開放感からやはり不注意になりやすいのです。現場の行き帰りも、絶対に気を抜かないことが鉄則です。

法律違反をしてしまう

法律違反となるのは、尾行が発覚してるのにしつこく継続した場合です。対象者の自宅割出しが目的の場合、対象者が入ったマンションに侵入して、建造物侵入罪に問われるケースがあります。自宅を割り出すということは、マンションの場合、部屋番号まで特定することを指します。そうすると、オートロック式マンションの場合、対象者や他の住人が入る際に紛れて一緒に入らざるを得ない場合もあります。この際に不審な動きをしてしまうと警察に通報されたりします。無理をしないようにしなければなりません。

ただし、対象者はマンションに帰宅した時、通常自分の部屋の郵便ポストを開けます。どこのポストを開けたかを目視できれば、そこで部屋番号が判明します。また廊下が外から見渡せる立地の場合、離れたところで見ていると対象者が入る部屋を目視できます。外から廊下が目視できない場合でも、夜間であれば、対象者が帰宅後すぐに電気がついた部屋があれば、それが対象者の部屋である可能性が高いです。

また、GPSトラッカーを取り付ける際に対象者の駐車場敷地内に入ると、建造物侵入罪です。また、GPS取り付けによる器物損壊罪などにも問われます。

優れた探偵を選ぶための「3つのポイント」を紹介!

顧客満足を最優先しているか

探偵業務で一番重要なことは、依頼者の意向をよく聞き、依頼者を満足させることです。探偵業務は究極のサービス業だと思います。依頼者の資金で活動するわけですから、契約期間内は、依頼者に100%忠誠を誓う必要があります。探偵業者自身の独りよがりな感覚で、依頼者の意向を無視した業務を行うことは許されません。

使命感を持っているか

探偵業者は、受注した業務責任を持って完成させなければなりません。個人的な問題は犠牲にしてでも、依頼者のために奉仕しなければなりません。探偵業者の担当者が、営利主義で営業トークが中心でないか注意が必要です。探偵業者と相談した際に、完全な信頼感を保てないようであれば、依頼自体を見送ったほうがいいと思います。

探究心研究心があるか

探偵業務はルーティンワークではありません。依頼者の意向に応じて、オーダーメイドで調査プランを計画します。また、調査中に発生する様々な障害を乗り越えながら、業務を遂行していきます。相談の中で、探偵業者の担当者が知識豊富であり、困難な状況を乗り越える研究心や探究心があるかどうか確認しましょう。

探偵業務自体が謎を解明する業務です。チャレンジ精神がなく、保守的な感覚を持った人材は、探偵業務には向いていません。

まとめ

今回は、尾行調査の概要、方法、リスクなどについて詳しく解説しましたが、いかがでしたでしょうか。上記の通り、尾行調査は奥が深く簡単ではありません。このほかにも、探偵に依頼する際に気をつけるべきポイントが何個かあります。尾行調査を検討されている方は、ぜひ、Japan PIまでお問い合わせください

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