海外デューデリジェンス

By Japan PI

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海外デューデリジェンスの概要

海外デューデリジェンスの概要

海外企業との取引、M&A、出資・投資、現地代理店の選定、模倣品の製造・販売元の特定。いずれの場面でも、相手方の法人と、その背後にいる経営者・役員・実質的支配者(キーパーソン)が「信頼に足る相手か」を事前に確認することが、損失を防ぐ最も確実な手段です。

デューデリジェンスの根幹は、過去のネガティブ記録の確認です。その中心となるのが、犯罪歴や民事・刑事の訴訟歴、破産歴、行政処分歴、制裁リストへの該当の有無です。これに、役員・株主の関係、経歴の真偽、メディア上の評判、関係者からの風評を組み合わせて、相手方の実像を立体的に把握します。

ただし、どの記録がどこまで公開されているかは、国によって大きく異なります。Japan PIは、対象国の法体系と公開情報の制度を踏まえ、「その国で合法的に確認できる範囲」を着手前にご説明したうえで、必要な調査項目を組み合わせてご提案します。

主な調査項目(Background Check Search Items)

よくあるお悩み

このようなお悩みはありませんか?

初めての海外取引先が不安

先方から会社案内や資料は届いたが、その会社が実在し、実際に事業を行っているのかを第三者の立場で確認したい。

M&A・出資先の経営者の過去が気になる

財務や法務のデューデリジェンスは専門家に依頼したが、経営者個人の訴訟歴・破産歴・評判までは確認できていない。

株主・実質的支配者が分からない

相手国の登記簿を取得したが、株主が記載されていない。誰が会社を実質的に支配しているのかを知りたい。

現地の訴訟歴の調べ方が分からない

相手国の裁判記録や破産記録がどこで、どこまで公開されているのかが分からない。

模倣品の背後にいる法人を特定したい

模倣品を販売するオンラインショップや製造元の運営法人、その役員や関連会社を突き止め、法的措置につなげたい。

役員の兼任・利益相反を確認したい

相手方のキーパーソンが、競合他社や無関係な業種の会社の役員を兼ねていないかを確認したい。

制裁・PEP該当の確認が必要

社内のコンプライアンス規程上、取引先と役員について制裁リストやPEP(重要な公的地位にある者)の該当有無を確認する必要がある。

中国・ベトナムなどの取引先が不安

社会主義体制の国の相手先について、どこまで調べられるのか、調べること自体に問題がないのかが分からない。

制裁の影響がある国の相手先

ロシアなど制裁の影響を受ける国・地域の相手先について、登記情報の信頼性、取引・調査の可否を確認したい。

海外の調査会社に直接頼みにくい

現地の調査会社に英語で依頼したいが、言語の壁があり、見積もりや調査範囲が妥当かどうかも判断できない。

調査会社を活用する最大のメリット

国ごとの「調べられる範囲」を知っていること

海外デューデリジェンスで最も重要なのは、対象国でどの記録が公開され、どの記録が公開されていないかを正確に把握していることです。これを知らずに一律のチェック項目を当てはめると、「調べたが何も出なかった」のか「そもそも調べられない国だった」のかの区別がつかず、誤った安心材料になりかねません。

主な調査項目と、国による確認のしやすさ(一般的な傾向)

訴訟歴(民事・刑事)

英米法圏(米・英・豪など)

実名で記録され、データベース検索が一般的

大陸法圏(EU諸国など)

判決が匿名化されることが多く、氏名検索は困難

日本

原則非公開。実名報道のメディア検索や裁判傍聴記録で一部補完

社会主義法圏(中国など)英米法圏(米・英・豪など)

中国は2013年以降に判決が実名で大量公開されたが、2021年頃から公開件数が大幅に減少

役員の氏名検索

英米法圏(米・英・豪など)

公的登記で検索できる国が多い

大陸法圏(EU諸国など)

国によりばらつき。民間データベースで補完判決が匿名化されることが多く、氏名検索は困難

日本

商業登記簿に氏名からの横断検索機能なし

社会主義法圏(中国など)

中国は企業信用情報公示システムで法人情報が比較的公開されている

株主・実質的支配者

英米法圏(米・英・豪など)

英国のように公開登録簿がある国と、米国のように原則非公開の国がある

大陸法圏(EU諸国など)

UBO登録簿はあるが、閲覧は正当な利害関係者に限定される傾向

日本

株主は登記事項でなく、実質的支配者情報も非公開

社会主義法圏(中国など)英米法圏(米・英・豪など)

中国は有限責任会社の株主・出資額が公示される。ただし背後の関係は見えにくい

破産

英米法圏(米・英・豪など)

比較的検索しやすい

大陸法圏(EU諸国など)

国により異なるが、一定程度確認可能

日本

2025年4月以降、氏名検索が困難

社会主義法圏(中国など)

中国は企業破産の公開サイトがある。個人破産は一部地域の試行のみ中国は企業信用情報公示システムで法人情報が比較的公開されている

信用情報

英米法圏(米・英・豪など)

許容目的と本人同意があれば取得できる国がある

大陸法圏(EU諸国など)

フランス・スペインなど金融機関に限定される国がある

日本

金融機関の照会に限定

社会主義法圏(中国など)

第三者による個人信用情報の取得は困難

犯罪経歴証明書

英米法圏(米・英・豪など)

指紋照合による証明制度があり、本人が申請

大陸法圏(EU諸国など)

本人申請が原則

日本

本人のみ申請可(警察・在外公館)

社会主義法圏(中国など)

本人申請が原則

※上表は一般的な傾向です。国・州・時期によって制度は異なり、変更されることもあります。

当社を利用する具体的な利点

当社の立場について(重要)

当社は、日本の探偵業法に基づく届出事業者です。海外での実地調査(現地訪問・聞き込み等)は、各国・各州のライセンスを持つ提携調査会社と連携して行います。

非公開の警察記録、金融機関の口座情報、本人の同意と法令上の目的を欠く信用情報など、対象国の法令で取得が認められていない情報は、いかなる目的であっても取得いたしません。犯罪経歴証明書は本人のみが申請できるため、採用予定者などの犯歴を確認する場合は、ご本人の同意と協力のもとで取得をご案内します。

制裁対象国・制裁対象者に関わる案件は、関係する制裁法令の確認を前提としてお受けします。また、流出データや闇で取引されているデータベースは、入手が容易であっても一切使用しません。

※ できないことは「できない」と着手前に率直にお伝えします。

主な調査サービス

主な調査サービス

01

海外法人デューデリジェンス

取引先・出資先となる海外法人の実在、登記内容、役員構成、所在地、事業実態、訴訟・破産・行政処分の記録、メディア上の評判を確認します。

02

キーパーソン・デューデリジェンス

経営者・役員・主要株主など、法人の意思決定を担う人物について、本人確認、経歴の真偽、訴訟歴、破産歴、ネガティブ報道を調査します。

03

M&A・投資前の包括調査

取引の規模と重要度に応じて、法人とキーパーソンの調査項目を組み合わせた包括的な報告書を作成します。財務・法務デューデリジェンスを補完する「人と評判」の調査です。

04

ビジネスインタレスト・利益相反調査

キーパーソンが他社の役員や株主を兼ねていないか、競合他社や関連会社とのつながりを調べ、利益相反や隠れた関係を確認します。

05

模倣品・知財侵害の背後関係調査

模倣品を販売するサイトや製造元の運営法人、役員、関連会社を特定し、法的措置に向けた情報を整理します。

06

コンプライアンス・スクリーニング

制裁リスト、PEP、各種ウォッチリスト、反社会的勢力データベースとの照合により、取引先と役員の該当有無を確認します。

07

デジタルフットプリント・OSINT調査

顔写真、氏名、メールアドレス、電話番号、SNSアカウントなどから、関連するウェブ記事やアカウントを特定します。ダークウェブ・ディープウェブ上の漏洩情報やリスク情報も確認します。

08

風評聴取(Source Interview)

対象法人・人物の取引先、元従業員、業界関係者などに取材し、公開記録には表れない評判や実態についてのコメントを収集します。

09

外国人役員・幹部の採用前調査

役員や幹部として招聘する外国人の経歴・資格の確認を行います。犯罪経歴証明書の取得が必要な場合は、ご本人の同意のもと、指紋採取から申請までをサポートします。

対応事例

調査事例

事例①

海外取引先の風評調査により、取引開始前にリスクを回避

ご依頼者

日本企業(会社代表)

目的

新規海外取引先の信用・評判の確認

主な調査項目

法人登記、役員構成、メディア調査、風評聴取

ご依頼内容

初めて取引する海外企業について、取引開始前に実態と評判を確認したいとのご依頼をいただきました。

対応と結果

登記内容と役員構成の確認に加え、現地での風評を聴取したところ、評判がかなり悪く、多くの問題を抱えた会社であることが判明しました。ご依頼者は取引を中止され、これを機に取引先の選定基準を見直されました。

事例②

出資先の経営者に関するキーパーソン調査

ご依頼者

日本企業(製造業)

対象国

中国(上海市)

主な調査項目

法人信用データ、登記・株主・役員、失信被執行人・訴訟歴、行政処分、メディア調査

ご依頼内容

中国の新規取引先企業との継続取引を予定しており、契約締結前に法人の実在性、信用状況、役員の関与先、訴訟・行政処分などのリスクを確認したいとのご依頼をいただきました。

対応と結果

中国の企業信用情報公示システム、公開裁判情報、信用データベース、報道・公開情報を照合し、法人登記、株主・役員構成、行政処分、失信被執行人・訴訟歴を確認しました。主要役員の兼任先と関連会社も整理してご報告し、ご依頼者は確認された与信上の留意点を踏まえ、取引条件と与信枠を設定したうえで取引を開始されました。

調査料金

海外デューデリジェンスの料金

料金は、対象国、対象(法人・個人)の数、調査項目の組み合わせによって異なります。取引や投資の規模・重要度に応じて、以下の段階からお選びいただけます。

スクリーニング

50,000円〜

スタンダード

100,000円〜

包括調査

100,000円〜

※ 公的記録の取得手数料、翻訳費、現地実費は別途となる場合があります。詳しくは海外調査料金をご参照ください。

調査項目別の料金

プランに含まれない項目の追加、必要な項目だけを選んでのご依頼も承ります。

法人調査

法人登記の取得・翻訳

30,000円/1社

役員・株主・実質的支配者の確認

50,000円/1社

企業信用レポート・財務情報

80,000円/1社

許認可・行政処分の確認

50,000円/1社

現地確認(所在地・事業実態)

100,000円/1か所

人物調査

法人登記の取得・翻訳

30,000円/1名

経歴・学歴の確認

50,000円/1社

資格・ライセンスの確認企業信用レポート・財務情報

30,000円/1件

ビジネスインタレスト(役員兼任)検索

50,000円/1名

記録調査

訴訟歴・裁判記録

80,000円/1名/1社

破産・差押・担保権・判決記録

80,000円/1名/1社

信用情報(クレジットレポート)※本人同意が必要

100,000円/1名

犯罪経歴証明書の取得支援(指紋採取)

50,000円〜

スクリーニング

制裁・PEP・ウォッチリスト照合

30,000円/1名/1社

反社会的勢力データベース照合

30,000円/1名/1社

メディア調査(アドバースメディア)

50,000円/1名/1社

デジタルフットプリント・OSINT調査

80,000円/1名

ダークウェブ・ディープウェブ調査

80,000円/1名/1社

聞き込み・その他

風評聴取(Source Interview)

100,000円/1件

報告書の英訳・日英併記

50,000円/1通

公的記録の取得手数料・現地実費

30,000円〜+実費

※ 対象国によって料金が異なる項目、または制度上実施できない項目があります。お見積り時にご案内します。

よくあるご質問

よくあるご質問(FAQ)

ご依頼までの流れ

ご依頼までの流れ

1

無料相談

電話やメールでご状況をお聞きします

2

見積もり

案件に応じた個別お見積りを提示します

3

ご契約

契約書・請求書を発行してご契約します

4

調査着手

調査対象の情報をもとに調査を開始します

5

最終報告

調査経過と結果を記録した報告書を提出します

免責事項

本サービスは、依頼者に対して調査の実施とその結果の報告を提供するものであり、特定の結論・結果を保証するものではありません。調査の結果は、対象国の法制度、公開情報の範囲、記録の残存状況によって異なります。調査着手前に、担当者より見通しを率直にご説明いたします。

当社は、公安委員会に「探偵業開始届」を提出した届出業者であり、探偵業法および個人情報保護法、ならびに対象国の個人情報保護法令(EUのGDPR、米国のFCRA等)の範囲内で業務を行います。差別につながる調査項目、および違法な手段による情報取得は、いかなる依頼者・目的であってもお受けしておりません。

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