興信所に調査依頼したいけど、どうやって信頼できる探偵事務所を見つければいいのか、悩んでいませんか? 興信所と探偵の違いのページでは、希望する調査ごとに、探偵に依頼した方が良いケース、あるいは興信所に依頼した方が良いケースがあるとお伝えしました。
今回の記事では、専門の探偵業者に依頼をしようと考えた方のために、より具体的な業者の選別方法、種類や特徴、注意点についてお伝えします。
探偵興信所の探し方
様々な情報媒体が多様化した現代では、探偵業者を探す方法も様々で、多くの業者を目にすることでしょう。それぞれの特徴についてお伝えします。インターネットで検索する
ネット広告やまとめサイト
探偵会社をネットで検索すると、まずネット上での広告費を多くかけている探偵会社が上位ページに出てくるはずです。 Google広告やまとめサイトを使用してトップページに載っており、サイトも情報量の多さよりもビジュアル面でのアプローチが大きいです。このような会社は外注の広告費や人件費に費用を割いているため、価格設定が平均よりも若干高い場合があります。 不必要な調査を無理に勧められていないかなど、よく検討する必要があるでしょう。しかし、資金力はある会社が多いので、人員調達がスムーズに行われるというメリットがあります。業界内での人脈もあるので、多ジャンルの調査に対応できる体制が整っていることが多く、安心感があります。 ネット上でこのような大きい会社以外にも、まだまだ技術のある業者が見つかります。自然検索上位の優良調査業者
Google広告ではなく、優良な情報提供を含む記事の多さなどで検索結果で上位ページに載っている調査会社があります。このような会社は、先に述べたような会社ほど大きくはありませんが、調査技術やノウハウを持ち合わせており概して堅実な調査を行っているでしょう。価格も比較的標準値に設定されています。 さらに、インターネット上で根気よく探していると、フリーの下請け業者を見つけることができるかもしれません。 このような業者は大手や中堅会社の下請け業務を中心に活動していることが多いですが、個人からの依頼でも、単純な案件なら安く請け負ってくれる可能性があります。しかし、下請け業者は、接客に慣れていないため、複雑な案件への対応ができなかったり、なにか問題が起こった場合に収拾困難になる可能性があります。他マスメディア(テレビ出演している探偵業者)
インターネット以外のメディア(TV、新聞、雑誌、ラジオなど)で探偵の出演を見かけるかもしれません。信用できるかできないかという点については、コンテンツ内容にもよります。他メディアに記事を定期的に寄稿していたり、取材を受けているような調査会社は、知識レベルが高い傾向にあります。
一方で、別れさせ専門などの際どい商材を中心に活動している業者は、注意が必要でしょう。
弁護士からの紹介
弁護士協同組合に既得権益を得て所属している探偵業者があり、そのような業者を弁護士のつながりで紹介される場合があります。そのような業者は手堅く丁寧で、信頼性は高いと同時に、料金は少し高めに設定されていることが多いです。また調査案件の内容によっては柔軟性に欠け、できることが限られる傾向があります。 細かい案件は断られてしまったり、安価な金額では対応してもらえないケースが多々あります。依頼する案件によって選択肢を適切に検討すべきでしょう。置き広告・協会関連
調査業協会の役員や理事
調査業協会に加盟している場合でも、調査協会自体の加盟員が少ないところは注意が必要です。協会といっても、加盟員が少数で、名目のみの自作自演的な協会があるからです。そのような協会の理事だと、一般の業者と大差ない場合があります。
逆に全国展開をしている大規模な協会の理事や役員を行っている業者は、それなりに政治力や資金力があり、業界の中では信頼性の高い(少なくともあこぎなことはしない)といえます。
一方、協会内で、政治力を発揮するためには資金力が必要です。従って、価格設定が平均より高めに設定されている傾向にあります。安心料として、少し多めの料金を収めるということになります。資金力のある依頼者にとっては問題がないことでしょう。