アメリカ人になりすます中東系恋愛詐欺師

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Turkey Conman

依頼者

アメリカ人男性と遠距離の日本人女性

依頼事項

恋愛詐欺師の身辺調査

アメリカ人の彼氏が空港で拘束される

依頼者は、ネットで知り合ったアメリカ人男性と交際中であった。ある日、アメリカから日本へ入国する際に、交際中の彼が1,000万円相当の現金を持ち込もうとして税関に拘束されたと連絡が入った。その資金は、日本での取引先に支払わなければならないもので、これを支払わないと、取引が失敗し、彼の業務上のキャリアが台無しになるということでした。

「私の代わりに友人のアメリカ人男性を、あなたのところに行かせるから、とりあえず、500万円を貸してくれないか。お金は入国できたらすぐに返します。」

男性の言いなりに、依頼者は、代理のアメリカ人男性に500万円を渡しました。次の日にも、「まだ日本に入国できないから、悪いけれど、あと300万円貸してくれないか」と言われ、依頼者は、また、代理の男性に300万円渡しました。

1000万円騙される

更に、数日後にも同様の事を言われ、依頼者は代理の男性に合計1,000万円を渡してしまいました。

その後、交際男性とは携帯電話がつながらなくなり、代理の男性としか連絡ができなくなっていました。代理の男性は、アメリカ人というが、どうみても中東系にしか見えない。その男性本人は「トルコ系アメリカ人」だと自称しました。

詐欺師の金銭要求がエスカレート

お金を渡して、1ヶ月が経過したが、交際男性とは連絡がとれず、代理の男性に連絡すると、「交際男性は事件にまきこまれ、彼を助けるにはもっとお金がいる」と言われるばかりでした。

さすがに不審をいだいた依頼者は、警察に相談するが、相手の身元がわからないと被害届けを受理できないということでした。

詐欺師の身辺調査依頼

そこで、対象者の男性らの身元を確認して欲しいとの依頼を受けました。

代理の男性についてわかっているのは、氏名と携帯番号だけでした。

調査結果

金でつられて、対象者は依頼者との待ち合わせをOKしましたが、待ち合わせ時間のぎりぎりまで、場所の指定を引き伸ばしていました。当方、依頼者に「更にお金を用意するから会って欲しいと」対象男性に連絡し、対象者ををおびき出すようアドバイスしました。

対象者は、警戒してか、何度も指定場所を変更され、引きづり回されたが、なんとか、依頼者と対象者の接触場所を押さえました。

接触場所は、浜松町の路上でした。21:00、依頼者とわかれた後、対象者が動き出しました。警戒して、同じところをぐるぐる回ったりして、尾行されていないか入念に点検していましたが、調査員も歯を食いしばって警戒をかわし、追跡を継続しました。

電車で移動し、21:45に羽田空港へ向かいました。対象者は、最終便で東京を離れる様子でした。対象者が空港のチケットカウンターへ並んだ為、調査員も後ろにはばりつき、行き先を告げる会話の盗み聞きに集中しました。すると、対象者は大阪行きの航空券を購入したことがわかりました。

詐欺師のスキをついて反撃

チケット購入の際に氏名を登録しなければなりません。外国人の名前の為、カウンターの女性が聞き取れず、メモに氏名等を書くよう促していました。

対象者は、自分の名前と航空運賃の領収書の宛名として会社名を記載しているようでした。依頼者には英語しかできないと言っていましたが、実際、対象者は日本語がペラペラでした。

対象者は、チケット購入後、カウンターを離れる際、重大なミスを犯しました。
対象者は、氏名等を書いたメモを係員に渡したままにしたのです。そのメモを何がなんでも奪取したいと調査員も心がはやりました。

ただし、「探偵社で詐欺容疑の疑いのある人物を調査しているので、さっきあの外国人男性が書いたメモをもらえますか?」とストレートに切り出しても、窓口係が当方にメモを提供してくれる確率はほぼゼロパーセントだったでしょう。他の普通の調査員なら、あきらめるに決まっています。

詐欺師の氏名のメモを奪取


これで、本名の氏名フルネーム、依頼者には通知していないメインの携帯番号、対象者が関与している名古屋の自動車会社の名称が判明しました。

関西空港からは、対象者は、2万円近くかけてタクシーでミナミへ直行、日本人の本命彼女とアフリカ系の友人男性と合流し、対象者が焼き肉屋で友人らを大盤振る舞いしていました。あとは、どこへ帰宅するかを追跡するのみでした。


日本語が全くできないと自称していた対象者が、日本人の知り合いと「おつかれさま」とほとんど日本語ネイティブ並みの挨拶をしていた上、本命彼女との会話はすべて日本語で、日本語はペラペラでしt。空港で対象者が書いた日本語のカタカナは達筆で日本人と変わらない感じすらしました。本当は日本で育って日本語がほとんどネイティブなのかもしれません。
その後、東心斎橋のクラブでお楽しみの後、朝5時に、日本人の彼女と南堀江のマンションへ帰宅しました。


借用書が英語で読めない、対象者の身元がわからないから被害届けを受理できないと、逃げ回っていた警察も、この資料で動かざるを得なくなります。
外国人詐欺グループもこれで一網打尽でした。

約20万円

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